文献検索の仕方

 今回は、書籍をはじめとする雑誌、新聞など、欲しい文献の書誌情報を調べ、実際に閲覧できるようにするまでの方法について記述します。



 あくまで、一般的な調べ物の範囲内で述べますので、更に詳しい情報を必要とする方は別途専門家の方にお尋ねください。

 まず、欲しい文献の書誌情報が曖昧な場合や、自分の調べたい分野にどのような本が存在するのかを調査したい場合について述べます。この場合には、自分の欲しい文献の正確な書誌情報を把握する作業が必要になります。
 書誌情報とは、その文献を特定する上で必要な種々の情報のことです。具体的には「書名」「著者名」「出版社」「出版年」といった情報です。もし雑誌記事の場合は「論題名」「巻号」などの情報がこれに加わります。

 欲しい本の著者名・タイトルなど、一部分だけ分かっている場合は正確な書誌情報を把握するところからはじめます。
 書誌情報の把握には、こちらのNDL-OPACが便利です。こちらの「一般資料の検索/申し込み」から検索を行います。
 タイトルや著者名など、一部分しか分からない場合でも検索が可能です。いくつかの候補の中から、目的の文献を選びましょう。

 また、調査したい分野や対象はあるものの、それについてどのような文献が存在しているのか良く分からない場合は、Webcat Plusの連想検索を使用します。
 この連想検索は、検索に用いたキーワードに関連のある図書を探し出してくれます。検索結果に現れた図書の中から、読みたい図書を選びましょう。
また、「図書館へ行こう!」の記事も参照してください。

 目的の図書が非常に新しい図書である場合、amazonによる検索も有効です。しかしamazonでは出版されている図書以外は検索しにくいため、より網羅的な文献検索にはOPACを併せて利用することが重要です。

 探したい資料が雑誌記事である場合は、先ほどのNDL-OPACから雑誌記事索引検索を利用しましょう。ここでは、雑誌の出版年代を選ぶことができます。ここで、目的の雑誌記事の書誌情報を確認しましょう。

 探したい資料が新聞記事である場合は、最新の新聞記事ならばそれぞれの新聞社のサイトに掲載されている場合があります。また、過去の記事ならばいくつかの有料の新聞記事データベースがあります(アット・ニフティの新聞記事検索新聞記事データベースリンク集)。
 しかし、無料で利用できる新聞記事データベースはほぼないのが現状です。お金をかけずに新聞記事を検索したい場合は、まず地域や学校の図書館で縮刷版やマイクロフィルムなどの資料を検索する方法があります。
 また、新聞ライブラリーでレファレンスサービスを受けるのもよいでしょう。

 目的の文献の書誌情報を把握した後は、その文献の入手を行います。

 文献を購入する場合は、近くの書店やamazonなどのオンライン書店を利用します。文献が古いもので、新刊書店での購入が難しい場合は古書店を利用することになります。近くの古書店に相談するか、日本の古本屋といったサイトを利用します。

 文献を図書館で借りる場合は、その文献を所蔵している図書館を探します。もし大学図書館を利用できるなら、利用できる大学図書館のOPACかWebcatを利用して所蔵館を探します。他所の大学図書館に文献が所蔵されている場合は、レファレンスカウンターに申し込んで取り寄せてもらいましょう。

 大学図書館ではなくて地域の図書館を利用する場合、公共図書館リンク集を利用するなどして、最寄の図書館を探します。そちらの図書館の蔵書を検索し、もし文献が所蔵されている場合は貸出予約をしておくと安心です。
 もし所蔵されていない場合、レファレンスカウンターに相談して購入してもらうか、取り寄せてもらいます。

 文献が禁帯出である場合、文献のコピーを行います。文献のコピーは、著作権法によりある程度認められています。
 コピーに関しては資料により様々な制限があります。詳細は図書館の指示に従ってください。
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by liliputian | 2006-03-25 21:45 | 議論のTips
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