図書館へ行こう!

毎日生活していく中で、よく
「あれ、これってどうだったかな?」
「これは正しかったっけ?」
などと思うことに遭遇することが、よくあるものです。
 簡単なことならgoogleで調べてもよいのですが、
インターネットの上での情報は信頼性に欠けることがあり、
そんなときはどうしても文献資料に当たりたくなるものですよね。




 そんなときはどんどん、お近くの図書館を活用してみましょう!
学校に通っている人なら学校の図書館、
そうでない方も地域の図書館に行ってみましょう。
 一般書籍から新聞の縮刷、ちょっとマニアックな雑誌のバックナンバーまで
図書館ならタダで楽々入手することができます。

 図書館はただ本を貸し出すだけでなく、
利用者の助けになる色々なサービスを行っています。
そのサービスの要になるものが、リファレンスサービスです。

 リファレンスサービスとは、利用者の相談に
乗ってくれるサービスのことです。
特定の本を探している人は勿論、
本の探し方がよくわからない人に対して絶大な効果を発揮します。

 では、具体的にリファレンスではどんなことをしてくれるのでしょうか?
 たとえば、あなたが「南京大虐殺について知りたい」
と思い、図書館に訪れたとしましょう。
その時の司書さんの対応例を示します。

あなた「すみません、ちょっと伺いたいんですけれども」
司書さん「はい、こちらへどうぞ」
あなた「南京大虐殺について調べているのですが」
司書さん「南京大虐殺について、どんなことを知りたいのですか?」
あなた「被害者数がどのくらいであったか知りたいのです。
     色んな説があるようですが」
司書さん「被害者数についての説にどんなものがあるか知りたいのですか?」
あなた「そうです」
司書さん「どのくらい調べたいですか?専門書が何冊かあるようですが」
あなた「そうですね、専門書と論文をいくつか読みたいです。
     できるだけ色々な意見のものを読みたいのですが」
司書さん「わかりました。今まででご自分でお調べになったことはありますか?」
あなた「『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』という本は読みました」
司書さん「わかりました、お調べしますので少々お待ちください」

 ……如何ですか?随分細かいところに対応してくれることに
驚かれるのではないかと思います。
相手は人間です。機械検索には望むべくもないような
痒いところに手が届くファジィ検索を行ってくれます。

 およそ司書資格を持っている人たちは、
皆さんこのリファレンスを行う技術を持っています。
司書さんは文献検索のプロフェッショナルなのです!
分からないことがある場合は、じゃんじゃん司書さんに
甘えてしまいましょう。

 もしお目当ての本がその図書館になかったとしても、
他館から取り寄せてくれたりします。
また、さらに専門的なことを調べたい場合は
専門の研究機関などを紹介してくれる場合もあります。
遠慮なくお願いしましょう。

 また、こうしたリファレンスは
メールやFAX、電話などでも受けつけていることがあります。
お仕事などで忙しい方は、事前にメールなどで頼んでおいて
時間のある週末などに来館すると便利です。

上にあげた対応例でも触れましたが、
司書さんにリファレンスをお願いするときは
以下の情報を伝えるようにしましょう。
  • 調べたいことは何か?……できるだけ詳しく説明しましょう。
  • どれくらいの情報を得たいのか?……数行の簡単な説明でよいのか、専門書が何冊か欲しいのか
  • 今までにその事柄について調査を行ったか?……二度手間を防ぐためです。相談に訪れる以前に、自分でその事柄について調べたのかどうか答えましょう。もしその事柄について「これはもう知っているから、これ以上のことを知りたい」というラインがあれば、それも説明してください。

 せっかく税金を払っているのです。
こういうサービスは、じゃんじゃん活用しちゃいましょう。
最近の公共図書館はホームページを開設していることが多いです。
まずは自分の住んでいる地域の図書館を検索してみてください。
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by liliputian | 2005-02-21 22:43 | 議論のTips
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