議論の仕方blog
2007-09-27T21:23:04+09:00
liliputian
議論の仕方について考えるブログです。
Excite Blog
自民党・福田康夫氏は媚中派?その2
http://liliputian.exblog.jp/7063771/
2007-09-27T21:16:00+09:00
2007-09-27T21:23:04+09:00
2007-09-27T21:16:31+09:00
liliputian
ヘンな議論を徹底検証!
ついに福田康夫新首相が誕生いたしました。
それにも構わず、この検証シリーズはマイペースで進めてまいりますので
何卒ご愛顧くださいませ。(何
さて、今回のテーマは福田康夫氏が小泉内閣の官房長官であった時期に、北朝鮮拉致被害者の家族を恫喝したという問題です。
この恫喝の様子は拉致被害者の一人 蓮池薫氏の兄 蓮池透氏の著書に以下のように記されています。
「黙って聞きなさい。あなた方の家族は生きているのだから」
福田官房長官はそう言って、両腕でわれわれを押さえつけるような仕草をしました。
まるで、なぜ自分たちに感謝しないのか、とでも言いたげな口ぶりでした。
蓮池透『奪還』新潮社 2003年 P.174
では、このときの状況を細かく検証していきましょう。
この日は2002年9月17日、小泉首相が訪朝した当日のことでした。この日に拉致被害者の生存状況が明らかになり、午後になって拉致被害者家族は麻布の飯倉公館に呼ばれます。
このとき、飯倉公館で家族に対して生存状況の報告を行ったのが、当時官房長官であった福田康夫氏と植竹外務副大臣でした。
やがて、一家族ずつ順番に別室に呼び出されました。(中略)
最初に呼ばれた横田めぐみさんの父・滋さんは、二十分ほど後に戻ってきた時には、泣き崩れて声もかけられないような状態でした。
「残念ながら、お亡くなりになりました」
そう告げられたのです。(中略)
蓮池、奥土、地村、浜本。その生存者の四家族は、最後に福田官房長官に呼ばれました。
福田氏は断定的な口調で生存者の現状を説明しました。でも、他に亡くなった方がいると聞いて、手放しで喜べるはずがありません。(中略)
さらに、私の母が「家族会は一つの家族のようなものです。こんなふうに別々に発表しないで、みんな一緒の場でやってほしい」と訴えると、
「黙って聞きなさい。あなた方の家族は生きているのだから」
福田官房長官はそう言って、両腕でわれわれを押さえつけるような仕草をしました。
まるで、なぜ自分たちに感謝しないのか、とでも言いたげな口ぶりでした。
蓮池透『奪還』新潮社 2003年 P.173-P.174
……
……
えーと……。
「みんな一緒の場でやってほしい」ってことは……
「お亡くなりになりました」と告げられて「泣き崩れて声もかけられないような状態」の人がいる横で「生存者の現状を説明」せよと?!
……なんちゅーか、申し訳ないがその無神経さに驚嘆します。
一刻も早くわが子の状況を知りたいという気持はわかります。まさに「死刑執行を待つ受刑者の気分」(前掲書 P.173)でしょう。
しかし、だからといって、家族が遠い国で無念の死を遂げ、泣き崩れる人の横で、わが子の無事を聞きたいと言うのでしょうか。泣き崩れる人の気持は無視、でしょうか。
このような状況下で、別室に呼んで個別に告知を行うのは当然の配慮です。そして、このような身勝手な訴えに対して
「黙って聞きなさい。あなた方の家族は生きているのだから」
と窘めるのは当然だと思います。むしろこんな言い方、柔らかすぎる。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会による別の著書では、このときの福田氏の叱責を以下のように記録しています。
ハツイ(引用者註:蓮池透・薫両氏の母)はそのとき福田官房長官に食ってかかった。
「こんな紙切れ一枚じゃなくて、ちゃんと全員のいるところで発表したらどうなんですか
そのときの福田長官の言葉。いまも忘れられない。
「うるさい!黙りなさい!あんたのところは生きているんでしょう」
いったいこの人は何を考えているんだ。人の命をこんなにも軽く考えているのか。
そう思ったら、悔しくて悔しくてハツイは声を上げて泣いた。 あの日以来、「テレビに出てくるあの顔を見るのもいやになった」
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会『家族』光文社 2003年 P.318
……いや、人の命以前に、人の気持を軽く考えているのは貴方ではないでしょうか。この程度の叱責、当然だと思います。
この問題についての検証は、以上といたします。
ちなみに、本稿で取り上げた問題に関して以外にも「福田康夫氏が北朝鮮拉致被害者家族に対して冷淡な態度をとった」という意見があるようです。他の福田氏と拉致被害者家族に関する問題については、また他の稿で取り上げる所存です。
※以下、完全に蛇足。
本稿の調査のため、蓮池薫『奪還』、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会『家族』の2冊を読んでいた際、以下のような記述が見つかりました。個人的に非常に衝撃を受けたので、こちらに掲載します。
(引用者註:蓮池薫氏が帰国し、約一月後に実家で友人達と会話している場面)
(引用者註:蓮池薫氏が)北朝鮮へ戻るか否か、激しく、そして妥協の無い意見がぶつかりあう場となりました。(引用者註:この時蓮池薫氏は家族を北朝鮮へ残してきたため、北朝鮮への帰還を希望している)(中略)
丸田君(引用者註:蓮池薫氏の幼稚園以来の親友)は、魂を揺さぶる言葉を次々と薫の胸に突き刺していきます。(中略)
「俺は親父、お袋が生きている間は女房、子供よりは親を大事にする。お前もそうあるべきだ。(中略)」
蓮池透『奪還』新潮社 2003年 P.39-P.40
……な、なんだってー?!
兄弟が幼いころ、市役所に勤務していたハツイに代わって母親役をしたのがキクイ(引用者註:蓮池透・薫両氏の祖母)だ。キクイはいつも透や薫に、「おれがお前たちに、おっぱいをやったんだ」と口グセのように言っていた。実際に、小学校の頃まで兄と弟がキクイを挟んで川の字で寝て、おっぱいをひとつずつ口に含んでいたことを透は覚えている。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会『家族』光文社 2003年 P.296
……
……
ま、まさかこれが伝説に名高い「祖乳」ですかー?!
申し訳ないが、蓮池さんたちに対する見る目が変わってしまいます……。
拉致事件の一日も早い解決をお祈りします。]]>
自民党・福田康夫氏は媚中派?その1
http://liliputian.exblog.jp/7001567/
2007-09-19T13:11:00+09:00
2007-09-19T15:29:20+09:00
2007-09-19T13:11:01+09:00
liliputian
ヘンな議論を徹底検証!
⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゚Д゚)つFull Auto | 福田元官房長官 総裁選出馬の意向固める
福田氏が総裁選に出馬するとのことですが、この記事のコメントにいくつか気になるものがありました。
15 : のびた(樺太) :2007/09/13(木) 16:45:39 ID:ycSoFZxXO
また売国奴かよ
大使館員自殺の揉み消ししたのこいつじゃねーか
こいつ持ち上げるのはチョンとチャンコロくらいだろ
25 : 釣氏(アラバマ州) :2007/09/13(木) 16:47:47 ID:7Tc36jUu0
福田って親中派の筆頭じゃん。韓国にもこびてたきもするが。
お前らの福田人気が意味不明w
61 : 男性巡査(宮城県) :2007/09/13(木) 16:56:31 ID:Ep49rHb30
憲法改正には中韓の理解が必要とか
主権国家であることを無視した発言した馬鹿爺か
おとなしく隠居してろよ
499 : 選挙運動員♀(関西地方) [sage] :2007/09/13(木) 18:13:57 ID:TVuAfm4T0
福田康夫 Wikipedia
北京オリンピックを支援する議員の会の副会長を務める。
在職中は、台湾の李登輝前総統が病気治療目的で来日を希望した際に、中国への配慮から、(早大経済学科同級生でもある)
河野洋平外相と共にビザ発給に反対したといわれる。また、北朝鮮による日本人拉致問題に関し、「終始冷淡な態度をとってい
た」と家族会は語っている。
福田康夫氏が度を越えた親中派(媚中派)だということから、総裁選出馬への懸念の声が出ているようです。
政治を行ううえで諸外国への配慮は確かに必要ですが、それが度を越えて自国の国益を損なうレベルにまで達しているとなると、不安を抱くのは当然です。
そこで福田氏と中国との関わりを検証し、福田氏が"媚中派"なのかどうかの実態を検証していきたいと思います。
上記コメントにあるように、福田氏が媚中派だとされる論拠はいくつかあります。
大使館員自殺の揉み消しをした
「憲法改正には中韓の理解が必要」と発言した
北京オリンピックを支援する議員の会の副会長を務める。
在職中は、台湾の李登輝前総統が病気治療目的で来日を希望した際に、中国への配慮から、(早大経済学科同級生でもある)河野洋平外相と共にビザ発給に反対した。
北朝鮮による日本人拉致問題に関し、「終始冷淡な態度をとっていた」
これらの論拠について、一つ一つ検証していきたいと思います。
まず、本記事では「北京オリンピックを支援する議員の会の副会長を務める」
という点について検証します。
Q.福田康夫氏が「北京オリンピックを支援する議員の会」の副会長を務めているのは本当か?
A.本当です。
以下に、「北京オリンピックを支援する議員の会」の名簿を掲載します。
電脳補完録 拉致問題解決まで 北京五輪を支援する議員の会 メンバー全リスト
これによりますと、確かに副会長に福田康夫氏の名前が掲載されています。
しかし、この会は全部で250名近くが名を連ねる大規模な会であり、少し見ただけでもリストの中には
副幹事長 自民党 麻生太郎
幹事 自民党 猪口邦子
顧問 自民党 小泉純一郎
副会長 自民党 額賀福志郎
といった自民党の有力議員が多数名を連ねています。
という訳で、福田康夫氏が『「北京オリンピックを支援する議員の会」の副会長である』という事実からは福田康夫氏が媚中派だとは言えないでしょう。
他の事柄についても追って検証していきます。
もし「他にも福田が媚中派だという証拠がある!」「この事柄についてはこういうソースがある!」といった情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。URLや書誌情報などを併せてお知らせ頂けると幸いです。
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このブログのポリシー
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2006-03-26T22:58:25+09:00
2006-03-26T22:58:25+09:00
2006-03-26T22:58:25+09:00
liliputian
このブログについて
このブログで採用している議論の定義は以下の通りです。:
『議論とは、二者以上の人間が自由な言論を行い得る環境下で、互いに信頼のできる根拠に基いて論理的に交わされる一連の対話のことである。』
また、議論に関しては過去様々な意見や考え方がありますが、このブログでは議論に関する特定の価値観や思想を表立って奨励したり、非難したりするようなことは行いません。
勿論、私自身議論というものに対して意見や考えを持っていない訳ではありません。しかし、それをこのブログの読者の方々に押し付けるのはこのブログの本義ではないと考えます。したがって、このブログはあくまで円滑な議論を行う上で有益と思われる情報を公開することを目的とし、議論に関する特定の価値観や思想の奨励や非難は避けています。
その上で、議論に対する理解を深め円滑な議論を行うために「議論とは何か?」という思想や価値観を含んだ考察も必要だと考えています。そしてその考察の資料となるような、議論に対する様々な価値観や意見、思想などを紹介することは今後あるかと思います。しかし、それらの記事はあくまでも読者の方々の考察の材料として提供しているものであり、特定の価値観や思想を奨励したり、非難したりする目的の記事ではありません。
私自身の議論に関する考え方については、今後機会があれば雑談でお話していこうと思っています。もし興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたらご覧ください。
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文献検索の仕方
http://liliputian.exblog.jp/3704191/
2006-03-25T21:45:49+09:00
2006-03-29T16:31:57+09:00
2006-03-25T21:45:49+09:00
liliputian
議論のTips
あくまで、一般的な調べ物の範囲内で述べますので、更に詳しい情報を必要とする方は別途専門家の方にお尋ねください。
まず、欲しい文献の書誌情報が曖昧な場合や、自分の調べたい分野にどのような本が存在するのかを調査したい場合について述べます。この場合には、自分の欲しい文献の正確な書誌情報を把握する作業が必要になります。
書誌情報とは、その文献を特定する上で必要な種々の情報のことです。具体的には「書名」「著者名」「出版社」「出版年」といった情報です。もし雑誌記事の場合は「論題名」「巻号」などの情報がこれに加わります。
欲しい本の著者名・タイトルなど、一部分だけ分かっている場合は正確な書誌情報を把握するところからはじめます。
書誌情報の把握には、こちらのNDL-OPACが便利です。こちらの「一般資料の検索/申し込み」から検索を行います。
タイトルや著者名など、一部分しか分からない場合でも検索が可能です。いくつかの候補の中から、目的の文献を選びましょう。
また、調査したい分野や対象はあるものの、それについてどのような文献が存在しているのか良く分からない場合は、Webcat Plusの連想検索を使用します。
この連想検索は、検索に用いたキーワードに関連のある図書を探し出してくれます。検索結果に現れた図書の中から、読みたい図書を選びましょう。
また、「図書館へ行こう!」の記事も参照してください。
目的の図書が非常に新しい図書である場合、amazonによる検索も有効です。しかしamazonでは出版されている図書以外は検索しにくいため、より網羅的な文献検索にはOPACを併せて利用することが重要です。
探したい資料が雑誌記事である場合は、先ほどのNDL-OPACから雑誌記事索引検索を利用しましょう。ここでは、雑誌の出版年代を選ぶことができます。ここで、目的の雑誌記事の書誌情報を確認しましょう。
探したい資料が新聞記事である場合は、最新の新聞記事ならばそれぞれの新聞社のサイトに掲載されている場合があります。また、過去の記事ならばいくつかの有料の新聞記事データベースがあります(アット・ニフティの新聞記事検索、新聞記事データベースリンク集)。
しかし、無料で利用できる新聞記事データベースはほぼないのが現状です。お金をかけずに新聞記事を検索したい場合は、まず地域や学校の図書館で縮刷版やマイクロフィルムなどの資料を検索する方法があります。
また、新聞ライブラリーでレファレンスサービスを受けるのもよいでしょう。
目的の文献の書誌情報を把握した後は、その文献の入手を行います。
文献を購入する場合は、近くの書店やamazonなどのオンライン書店を利用します。文献が古いもので、新刊書店での購入が難しい場合は古書店を利用することになります。近くの古書店に相談するか、日本の古本屋といったサイトを利用します。
文献を図書館で借りる場合は、その文献を所蔵している図書館を探します。もし大学図書館を利用できるなら、利用できる大学図書館のOPACかWebcatを利用して所蔵館を探します。他所の大学図書館に文献が所蔵されている場合は、レファレンスカウンターに申し込んで取り寄せてもらいましょう。
大学図書館ではなくて地域の図書館を利用する場合、公共図書館リンク集を利用するなどして、最寄の図書館を探します。そちらの図書館の蔵書を検索し、もし文献が所蔵されている場合は貸出予約をしておくと安心です。
もし所蔵されていない場合、レファレンスカウンターに相談して購入してもらうか、取り寄せてもらいます。
文献が禁帯出である場合、文献のコピーを行います。文献のコピーは、著作権法によりある程度認められています。
コピーに関しては資料により様々な制限があります。詳細は図書館の指示に従ってください。]]>
プロ市民/ネット右翼Tシャツ
http://liliputian.exblog.jp/2578307/
2005-08-26T20:24:59+09:00
2005-08-26T20:23:16+09:00
2005-08-26T20:23:16+09:00
liliputian
雑談・その他
お祭衣装としてご活用ください☆(嘘
久しぶりの更新がこんなのでほんとにゴメンナサイ……。]]>
図書館へ行こう!
http://liliputian.exblog.jp/796173/
2005-02-21T22:43:39+09:00
2005-02-21T22:42:06+09:00
2005-02-21T22:42:06+09:00
liliputian
議論のTips
「あれ、これってどうだったかな?」
「これは正しかったっけ?」
などと思うことに遭遇することが、よくあるものです。
簡単なことならgoogleで調べてもよいのですが、
インターネットの上での情報は信頼性に欠けることがあり、
そんなときはどうしても文献資料に当たりたくなるものですよね。
そんなときはどんどん、お近くの図書館を活用してみましょう!
学校に通っている人なら学校の図書館、
そうでない方も地域の図書館に行ってみましょう。
一般書籍から新聞の縮刷、ちょっとマニアックな雑誌のバックナンバーまで
図書館ならタダで楽々入手することができます。
図書館はただ本を貸し出すだけでなく、
利用者の助けになる色々なサービスを行っています。
そのサービスの要になるものが、リファレンスサービスです。
リファレンスサービスとは、利用者の相談に
乗ってくれるサービスのことです。
特定の本を探している人は勿論、
本の探し方がよくわからない人に対して絶大な効果を発揮します。
では、具体的にリファレンスではどんなことをしてくれるのでしょうか?
たとえば、あなたが「南京大虐殺について知りたい」
と思い、図書館に訪れたとしましょう。
その時の司書さんの対応例を示します。
あなた「すみません、ちょっと伺いたいんですけれども」
司書さん「はい、こちらへどうぞ」
あなた「南京大虐殺について調べているのですが」
司書さん「南京大虐殺について、どんなことを知りたいのですか?」
あなた「被害者数がどのくらいであったか知りたいのです。
色んな説があるようですが」
司書さん「被害者数についての説にどんなものがあるか知りたいのですか?」
あなた「そうです」
司書さん「どのくらい調べたいですか?専門書が何冊かあるようですが」
あなた「そうですね、専門書と論文をいくつか読みたいです。
できるだけ色々な意見のものを読みたいのですが」
司書さん「わかりました。今まででご自分でお調べになったことはありますか?」
あなた「『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』という本は読みました」
司書さん「わかりました、お調べしますので少々お待ちください」
……如何ですか?随分細かいところに対応してくれることに
驚かれるのではないかと思います。
相手は人間です。機械検索には望むべくもないような
痒いところに手が届くファジィ検索を行ってくれます。
およそ司書資格を持っている人たちは、
皆さんこのリファレンスを行う技術を持っています。
司書さんは文献検索のプロフェッショナルなのです!
分からないことがある場合は、じゃんじゃん司書さんに
甘えてしまいましょう。
もしお目当ての本がその図書館になかったとしても、
他館から取り寄せてくれたりします。
また、さらに専門的なことを調べたい場合は
専門の研究機関などを紹介してくれる場合もあります。
遠慮なくお願いしましょう。
また、こうしたリファレンスは
メールやFAX、電話などでも受けつけていることがあります。
お仕事などで忙しい方は、事前にメールなどで頼んでおいて
時間のある週末などに来館すると便利です。
上にあげた対応例でも触れましたが、
司書さんにリファレンスをお願いするときは
以下の情報を伝えるようにしましょう。
調べたいことは何か?……できるだけ詳しく説明しましょう。
どれくらいの情報を得たいのか?……数行の簡単な説明でよいのか、専門書が何冊か欲しいのか
今までにその事柄について調査を行ったか?……二度手間を防ぐためです。相談に訪れる以前に、自分でその事柄について調べたのかどうか答えましょう。もしその事柄について「これはもう知っているから、これ以上のことを知りたい」というラインがあれば、それも説明してください。
せっかく税金を払っているのです。
こういうサービスは、じゃんじゃん活用しちゃいましょう。
最近の公共図書館はホームページを開設していることが多いです。
まずは自分の住んでいる地域の図書館を検索してみてください。]]>
ひろゆき氏@「正論」
http://liliputian.exblog.jp/747622/
2005-02-18T17:34:00+09:00
2006-06-01T21:53:52+09:00
2005-02-18T17:32:49+09:00
liliputian
ヘンな議論を徹底検証!
ここでブログ主の米国自民党さんは
・・・と以前書いたのだが、その後調査した結果、なんとやはりこれは本物の2ちゃんねる管理人「ひろゆき」氏の対談であったようだ。
しかもその対談が行われた雑誌はあの産経系列の「正論」!!!2003年に発行された物らしい。
と述べておられますが、残念ながらこれは事実誤認です。
2003年に発行された『正論』において、ひろゆき氏の発言が掲載されているのは6月号のみです。
この号には『ネット界の暴力デブ太郎とひろゆきが語る「2ちゃんねる」の功罪』という、暴力デブ太郎こと大月隆寛氏と、2ちゃんねる管理人であるひろゆき氏の対談が掲載されています(pp.320-pp.333)。
(参考リンク:「編集長からのメッセージ」)
この対談には、残念ながら米国自民党さんが引用されておりますような
記者「2ちゃんの右翼的っていうか、反北朝鮮の書き込みとかは、どう?」
西村「2ちゃんねる自体、あんまり見ないですからね(笑)。」
記者「そういうのは知ってる?」
西村「もちろん。そういう書き込みがあるのは知ってます。まぁ、職業右翼の人とかもいますし。3人いりゃ、24時間交代できるしね(笑)。」
以下の記述は一切存在しません。
したがってこれらの文章は、ひろゆき氏以外の人物の手によって偽造された可能性が非常に高いと言えましょう。
さて、同対談でひろゆき氏は2ちゃんねるにおける右翼-左翼の言説について言及を行っていない訳ではありません。
「『2ちゃんねる』右翼説」と小見出しが付けられた箇所でその問題について語っています。
以下にその部分を引用します。今後ひろゆき氏の2ちゃんねるにおける右翼に関する発言を扱われる方は、以下の引用をご用立てください。
黄字がひろゆき氏の発言、
灰字が大月氏の発言です。
ひろゆき (『正論』をめくりながら)やっぱり右翼の人って、アメリカ好きなんですかねぇ
大月 直截な質問だなあ(笑い)。右翼ったって、街宣車乗って走り回っているのしか普通は知らないじゃない?
アメリカ好きか、って言われたら最近は「反米」がやたら盛り上がっていたりして、小林よしのりさんなんか完璧にそっちの方に行っちゃっているけど、でも、左翼もアメリカ嫌いで、共産党なんか未だに「反米」って言っているよね。
ひろゆき 戦争反対、と言っている人は共産党に投票するんですか。
大月 「反戦」と「反米」の関係ね。そのへんほんとはねじれてるんだけど、今だったらそういう単純な図式の人も結構出てくるんじゃないかな。
小林さんや西部さんなんかでも、小田実なんて化石みたいな左翼と「反米」ってだけで手組んじゃっているしさ。もうわけわかんないよね。
ひろゆき 右の人って、職業的な右の人っているじゃないですか。要はそこらへんの街宣車に乗っている人とか。でも、職業的な左の人ってあんまりいないじゃないですか。
大月 え?でも、ほら、組合やっているひととか、学校の先生で日教組とかいるじゃない。
ひろゆき ええ。でも、そういう人たちってべつに大衆に対して左的要素を一生懸命植えつけようとはしないじゃないですか。
大月 ああ、手法の問題ね。マスコミ自体がそういうモードだった時代はついこの間まであったんだけど、でも、それって確かに街宣車でガンガンやるのと意味は違うかも知れないけど、朝日新聞とか学校とか、そういうのは大きな拡声器というか、また違う意味での街宣車になっていたわけじゃない?
ある種の文化としての左翼性というか民主主義みたいなものが戦後ずっとあって、空気みたいなもんになってた分、それで刷り込まれてきたものがここ十年足らずの間にようやく、それってほんとかなあ、という話にはなってきてるんじゃないのかな
ひろゆき 左的感覚に対しておかしいなと思う人は今は結構いると思うんですけど、だからと言って、一生懸命それを連呼する人というのは、左にはそんなにいない気がするんですよ。
2ちゃんねるが右の人が多いように見えるというのは、ように見えるだけで、右の人が多いかどうかというのは別だと思うんですよ。右に行っている人って一生懸命連呼するんですね。
大月 ああ、なるほど。右って一生懸命「右で~す」といいながらやるもんね。どうしてかな。
ひろゆき 僕だけが知っている真実があるとか、僕の中に正義がある、とかって感じじゃないですかね。確信的というか。
大月 感覚としてはわかるな。でも、左翼だってそのへんは同じだよ。自分だけが科学的認識を持っている、とか信じ込んでたんだから。そのへん。ある種宗教っていうか、カルトみたいなもんでさ。
ひろゆき 右の人たちって、最後の根拠のよりどころが感情だったりするじゃないですか。
大月 ああ、それはあるね。左翼は理屈なんだけど、右翼って突き詰めると情緒、感情だからね。だから論破はされない。
ひろゆき そうすると、感情だから伝えたいというすごいモチベーションが真ん中にあって……。
大月 汗かいて伝えようとするのね、頑張って。朝生に出てきた西尾幹二さんみたいなもんだ(笑い)。やたら熱いのね、どういうわけか。折伏にかかる、説得にかかるからね。
ひろゆき そう。左の人って、何か言われたらすごい熱心に反応するんですけど、言われなければ黙っている、みたいな感じがあるんですよ。右の人は何も言われなくてもガンガン宣伝したがるっていうか。
大月 左の方が頭よくて右翼はバカだっていう図式も根強くあるよね。
ひろゆき 論理と感情だとそうなっちゃいますよね。ほら、映画に行けない人がテレビやって、テレビに行けない人がゲーム屋さんになって、ゲーム屋さんに行けない人が漫画屋さんになってという連鎖があるじゃないですか。
その一番下に今、インターネットがあると思うんですよ。一番下だからピラミッドと同じで一番人が多いんですよ。だからそれが暴動って手段になったりするんですけど、少なくとも数は扱える。
大月 そうか、それが吉野家の祭りになったり、ちんこ音頭のブラスバンドになっちゃうわけだ。
ひろゆき そう、でもピラミッドの上じゃないんで、カリスマ性とか説得力というのはないんですよね。
僕が例えばテレビ局の偉い人で、「これしようぜ」と言ったらついてくる人いるんですけど、インターネットの掲示板でそれ言ってもついてくる人はそんなにいない。
大月 って言うか、それでついてくるのはロクなのいないよ、今。動かないで見ているやつの方が信頼できるよ。
ひろゆき 積極的に動いている人は、積極的に動かなきゃ行けない理由がある人ですよね。
大月 でなきゃ、何か問題があるんだ、日常にね。反戦でも環境でもいいけど、何か大文字の正義を言う人って、結局それってあんた個人の問題でしょ、というのが多いわけでしょ。
逆に今、2ちゃんねるで愛国募金なんかやると、いっぱいカネ集まるんじゃないかな。それでトマホーク買って、アメリカに贈る。その代わり条件があってさ。ノーズアートにギコ付けてくれ、と(笑い)。
「キターッ」「逝ってよし」って描かれたトマホークがバグダッドに飛んでゆく。みんな喜んでカネ出すと思うよ。
ひろゆき 2ちゃんねるの削除人を募集した時にわかったんですけど、削除人になりたい人っていうのは大体ちょっとおかしい人なんですよ(笑い)。
削除するって面倒くさい作業なんですよ。見たり書いたりする方が楽しいわけで、なのになんでやりたいかっていうと、自分が消したい何かがある人、という人が一番応募率高いんです。あとは削除するという権利を持つことで偉くなりたい、ってことかな。
大月 権力志向だね。今、うっかり運動とかハマるのってそういうのが多いけど。あの人間の盾もそうだったかな。
ひろゆき インターネットの掲示板で偉くなってどうするの、って。そういうレベルで、そんなものにも魅力を感じてしまう人なんて、現実社会ではあんまりいい目を見てない。
大月 満たされてないんだよな。でもまああなたは、役に立つなら使う。と。
ひろゆき やりたくないけど、いやいややる人、というのを僕はなるべく採用してるんですよ。
掲示板の利用者として使っていて、こういうのがあって邪魔だから消してほしいんだけど動いてくれないからしょうがないから僕やりますよ、って、やる気がないけどいやいややる人、っていうのが多分一番いい。
大月 自分が不利益を蒙っているからしょうがないから自分で排除する、と。
ひろゆき ええ。ほかにやる人がいないから僕が仕方なくやりますよ、という。
大月 今回のアメリカじゃない、それ(笑い)。そうか、わかった。アメリカって2ちゃんねるの削除人なんだ、あれ。だって、みんなテロやられて困っているじゃないか、みんながやりたくないから俺がやるんだ、と言っているわけじゃない。
その代わり戦争勝った時、お前ら絶対利権を渡さないぞ、全部俺のもんだ、この野郎、と。メンタリティが削除人と同じじゃ、問題ありってことだな。削除人と一緒で、どこか寂しいんだろうね。
(西村博之、大月隆寛「ネット界の暴力デブ太郎とひろゆきが語る『2ちゃんねる』の功罪」『正論』産経新聞社、2003年、pp.327-329)]]>
議論が荒れてしまった!
http://liliputian.exblog.jp/738534/
2005-02-17T23:34:54+09:00
2005-02-17T23:33:59+09:00
2005-02-17T23:33:59+09:00
liliputian
こんな時どうする?!
↓
議論があれる原因の主要なものには
言った/言わないの押し問答
論点が噛み合っていない
感情的な罵りあいになってしまっている→仕切りなおしましょう。
詭弁が弄されている→こちらを参照してください。
といったものがあります。
(当ブログの他エントリも参照してください)
上記1,2のような原因で荒れている場合は、
以下のテンプレートをお役立てください。
(※このテンプレートは開発途中です!皆様からの改良案をお待ちしています)
「[A:名前]さんは『[B:引用]』([C:書誌情報/URL])とおっしゃっているが、
これは間違っている。
なぜなら[D:自説]([E:書誌情報/URL])だからである。
したがって私は[F:結論]と考えるが、この点についてのあなたのお考えをお伺いしたい」
テンプレートの使用方法:
A欄……呼びかける相手の名前を入れましょう。固有名詞に限ります。
省略不可。
B欄……批判する対象となる言葉を引用しましょう。
要約は原則として行わないで下さい。省略不可。
C欄……B欄で引用した言葉の出典を書きましょう。紙媒体の場合は書誌情報、
電子媒体の場合はURL、特に掲示板上の議論の場合は
レス番号などを入力してください。省略不可。
D欄……自説を述べましょう。省略不可。
E欄……D欄で述べた説にソースがある場合は、それを入力してください。
形式はC欄に準じます。省略可。
F欄……自説の結論を端的に述べましょう。D欄と内容的に重複する場合が
ありますが、構いません。相手の反論の糸口になる部分です。
省略不可。
使用上の注意:
必ず一つの論点につき一回用いてください。
複数の論点を一つのテンプレート内に押し込めてはいけません。
複数の論点が同一の議論において扱われている場合は、
各論点ごとにこのテンプレートを用いてください。
その場合、必要に応じてA-C欄を省略しても構いません。
書誌情報とは「著者名」「題名」「出版者」「出版年」の各情報です。
どれか一つでも欠けてはいけません。
これはどうしようもなく荒れてしまい、
収集がつかなくなった議論のためのテンプレートです。
そうでない議論に用いても、効果のない場合があります。
このテンプレートを用いて行われた発言に反論する場合も、このテンプレートを用いて行われることが望ましいです。
その場合反論する人はB欄に、反論を行う相手がD欄もしくはF欄で入力した文章を引用してください。
このテンプレートの使用例を以下に示します。
今回は多事某論「【MDシステム】 第35回「バカの壁・再」26 【国防部会】」を例にとってみましょう。
こちらではブログ主である某S氏さんに対し、ピレネー山脈さんが反論を述べるという形で議論が行われています。
この議論を、上記のテンプレートを用いて書き直してみます。
某S氏さん(記事本文『第35回「バカの壁・再」26』の主張)
「ピレネー山脈さんは『前日を日記を読んで頂く通り、日記で資料として提示したUNEPの資料も読まず、挙句の果てにこれをIAEAの資料と勘違いする程度。』(http://plaza.rakuten.co.jp/sekaito/diary/200502160000/)と述べているが、これは間違っている。
なぜなら、私は素人改さんの翻訳をIAEAの報告書と勘違いしてた件は間違いを認めて訂正して謝罪している(http://plaza.rakuten.co.jp/sekaito/diary/200502080000/#200502130649200022)。
したがって私は、あなたの発言には相手のミスを徹底的について話をそらそうとしている意図があると考えるが、この点についてのあなたのお考えをお伺いしたい。
また、あなたは『君が以前、他のサイトで講釈した時のIAEAの資料はいつ出るの??(中略)結局、他人は要求しても自分は出せない。』(前出)と述べているが、これは間違っている。
なぜなら、まずあなたは『但し、これを現段階ではIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。こういったケースの場合、やはりデータに基づく、検証が最重要なのでは??』(http://plaza.rakuten.co.jp/sekaito/diary/200502080000/)と述べている。これはあなたが『IAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではない』と主張していることになる。
したがって私は、あなたがIAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではないと言う具体的な証明を行うべきだと考えるが、この点についてのあなたのお考えをお伺いしたい。
また、あなたは『某S氏君、明日トラックバツク(某S注・原文ママ)飛ばすなら1日1個にしろや。』(http://plaza.rakuten.co.jp/sekaito/diary/200502160000/)と述べているが、これは間違っている。
なぜなら、私はトラックバックは両方のサイトを均質化するために、当該日記から当該日記へ本館・保管庫から1個ずつしか送っていない。そもそも「トラックバックは一日1個」などというネチケットがあるとは思えない。
したがって私は、そのような貴方のサイトだけのローカルルールを私に押し付けるのはやめてほしいと考えるが、この点についてのあなたのお考えをお伺いしたい。」
ピレネー山脈さん(「じゃあ、黙ってIAEAの資料だせや!」)
「某S氏さんは『IAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではない>と言う具体的な証明をどうぞ』(上記記事)で述べているが、これは間違っている。
なぜなら、私は一言も検証した事はないと認めた事はない。これは君の勝手な解釈である。
したがって……」
……うーん、ちょっとピレネー山脈さんの主張は読み取りきれませんでした。
私の力不足をお許しください……。
皆様のご意見・ご助力をお待ちしています。
]]>
わからないお話
http://liliputian.exblog.jp/718593/
2005-02-16T18:26:21+09:00
2005-02-16T18:24:20+09:00
2005-02-16T18:24:20+09:00
liliputian
こんな時どうする?!
↓
「それは失礼いたしました。
具体的にはどこがどのように分かりにくいのでしょうか?」
お手数ですが教えていただけないでしょうか。」
基本的に、自分の意見を理解してもらえないのは
自分の説明のしかたが悪い所為です。 反省して教えを乞いましょう。
詳しくはこちらも参照してください。
ただし、上記のような対応をした後、さらに相手が
「わからないからわからないんだ!」
といった厨行動に及んだ場合は
さらに紳士的な対応を行う必要はありません。
なお、相手の話が本当に全然理解できない場合がございます。
そういった場合、どのように「判らない」ということを伝えればよいでしょうか。
これは意外に難しい問題です。
解決1
「やはり必死で分析して判らない箇所をひとつでもいいから見つけ出し、突破口とする」
よく行われる方法であり、穏当な方法です。
またこれのアレンジとして
「私はあなたの『○○(引用)』というご発言を
『××』という意味に解釈したのですが、 あっておりますでしょうか?」
この『××』は、とりあえず少々電波に見えて
自分が本心からそう考えていない内容であってもかまいません。
これは緊急避難であり、
当該箇所には何か文章がはまっていることが重要なのです。
しかし、相手が紳士でない場合は戦争勃発の恐れがあります。
相手を見て使いましょう。
解決2
「申し訳ありませんが他の表現で言い換えてみて頂けませんか」
(低姿勢で)
云い方がまずいと戦争勃発の危険性がありますが、楽な方法です。
言い換えることで相手が自説を振り返り、よりよい理解度での対話が出来るかも知れないという期待も多少持つことが出来ます。 ]]>
本筋からはずれた話に対処するには
http://liliputian.exblog.jp/703324/
2005-02-15T17:46:51+09:00
2005-02-15T17:45:28+09:00
2005-02-15T17:45:28+09:00
liliputian
こんな時どうする?!
↓
「貴方がその問題を大切だとお考えであることは
よくわかりました。
しかし、残念ながらその問題は今の話題と
あまり関連がないようですね。
よろしければ別の場所でお話しませんか?
(→他の場所へ誘導)」
本筋とはずれてはいるものの、デリケートな問題だったりして
無下にスルーすることができない議論が発生した時の
推奨対応です。
勿論、単なる詭弁や揚げ足取りはこの限りではありません。
しかし、ある人の発言が
単なる詭弁や揚げ足取りかどうかの判断を下す際には
慎重に行いましょう。
]]>
こんな時どうする?
http://liliputian.exblog.jp/703297/
2005-02-15T17:44:08+09:00
2005-02-15T17:43:14+09:00
2005-02-15T17:43:14+09:00
liliputian
こんな時どうする?!
皆様にも少なからずあるはずです。
そんなときの対処法を、具体的に例示を行いながら考えていきます。
具体的には、
http://iwatam-server.dyndns.org/software/giron/giron/x552.html
こちらのように「困った質問・意見」→「それに対する受け答え」
といった形での問題提起をめざします。]]>
ある東大生の一日「勧められたサイトについて」
http://liliputian.exblog.jp/694932/
2005-02-15T00:12:58+09:00
2005-02-15T01:11:17+09:00
2005-02-15T00:11:36+09:00
liliputian
作業用
発言まとめページです。
2005年02月08日「勧められたサイトについて」からの
カリー氏とある東大生氏の発言の抜粋です。
黄字がある東大生氏の発言、
灰色の字がカリー氏の発言です。
------------------
> じゃあ必要のないものならそれぞれ(アメリカとソビエト)が勝手に自由に処分すればいいだけ>のことであって、条約にする必要はないはず。
>つまりその文章の中では触れられていなかったが、なんらかの必要性があったと見るほうが正しいだ>ろう。それとも世界に平和を見せかけるために条約を結んだのかな?…冗談にもならないな。
嘘をつくのは良くないです。本文中で触れられていますよ。
「旧式と化したIMFが撤廃されたとしても、それに費やす予算と人員が他のミサイルに回せるようになるのだから、他の核兵器の精度が上がるというメリットができてしまうのです。」
「で、一方のソ連はというと、「軍縮したから援助金をくれ」とか言ってきたな。」
それに勝手に自由に処分することはとても大変です。一度作って配備したものをわざわざ処分するのには、国内外に説明するためにそれなりの理由が必要ですから。
そもそもそんなことが可能なら軍拡競争になんてなっていません。
> アフリカ諸国についてはどうなのだろうか?AA諸国といわれるぐらいアジアアフリカは貧しい。
>しかし一方では確かに(地理的問題からか?)共産主義が覆ったが、もう一方のアフリカではなかな>か共産主義は広まらなかったのではないか?
事実誤認も甚だしいです。少し例を出します。
俗に「リビア」と呼ばれる国の正式名称は、今でも、大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国です。「アルジェリア」もアルジェリア民主人民共和国。
近年映画でも有名になった「ソマリア」では1975年から1991年までソマリア社会主義革命党が独裁を敷いてました。
「ギニア」は1978年からクーデターの起こる1984年までギニア人民革命共和国という国名で、「アンゴラ」も独立した1975年から主義を放棄する1992年までアンゴラ人民共和国でした。
「モザンビーク」も1975年から社会主義を放棄する1989年まで社会主義国家です。
等など・・・多いのでこの辺で。
これらは旧宗主国(資本主義陣営)から独立する際に、敵の敵は味方の論理で中ソ(社会主義陣営)に軍事協力を求めた経緯もあり、社会主義にどっぷりハマって共産主義国家を目指していました(当時の○○解放前線とかの独立運動グループは大抵そうです)。
彼等はクーデターを成功させ独立することになります。しかし、その後の社会主義政策が大失敗に終わって、主義を放棄して大統領を民選にするなどの一種の改革が1990年頃から行われ始めました。
内戦の一翼を担う反政府運動は一党独裁で無理やりに政策を推し進めた結果の反発でもあり、「アフリカで共産主義が広まらなかった」という貴方の主張は事実から遠くかけ離れています。
-----------------------------
なんか頭がボーとしてきたよ。けれども時間が許す限りレス続けますよー。
>カリー
なんだ。君は高校生か。じゃあ優しく扱ってあげないとな。本来ならぼこぼこに書くところだが。まあ高校生じゃあ仕方ないか。
「嘘をつくのは良くないです。本文中で触れられていますよ。」
嘘をつくも何も、僕は初めに、「実は読んでからご飯を食べたので少し記憶が薄れている、しかしあの文章果たして再読する価値のあるものなのだろうか?私にはその価値は認められない」と断っているじゃないか。まあ高校生だからきちっと説明してあげるね。人に嘘をついているって指摘したいときは、深呼吸してもう一度文章を読み直さないと大変失礼なことになるよ。
高校で教わらなくてもまだまだ勉強することはあるから、気をつけようね。
あとね「旧式と化したIMFが撤廃されたとしても、それに費やす予算と人員が他のミサイルに回せるようになるのだから、他の核兵器の精度が上がるというメリットができてしまうのです。」こういう説明しているけどね、そうなら条約にするまでもなく、自国で勝手にするんじゃないかと僕は言っているじゃないの。引用ね(じゃあ必要のないものならそれぞれ(アメリカとソビエト)が勝手に自由に処分すればいいだけのことであって、条約にする必要はないはず。)高校生だからまだまだ読解力ないのは分かる。だからもう一度文章全体読んで、書こうね。現代文の問題でも、一度文章を読んでから、それからもう一度読みつつ解答を書けってよく言われるよね。君程度の読解力ならそうしたほうがいいよ。
「で、一方のソ連はというと、「軍縮したから援助金をくれ」とか言ってきたな。」そんなこと書いてあったけ?違う文脈じゃないの?まあいいか。じゃあ君の言っていることが正しいとしても、ミサイル廃棄にはお金がかかるから、あまり上手くいかないはずだよ。援助金もらってもしないんじゃないのかな。よかったら調べておいて。IMF全廃によるソ連の撤去費用と、補助金について。調べてくれたら無礼は許すよ。
「事実誤認も甚だしいです。少し例を出します。」
うんうん。甚だしいのは君の文章読解誤認だよ。「もう一方のアフリカではなかなか共産主義は広まらなかったのではないか?」って断っているでしょ?だから君の知っている数例を出されても困るわけ。ここで問題となるのは「なかなか」っていう言葉。副詞とかんだとか言うと、理解不能になると思うから使わないけどね。なので君がまともに反論するなら、アフリカ貧しい何カ国中何カ国が何とか何とかということとね、それらの国をひとつひとつ挙げて社会主義時代がいつだったかを書いて、(ある年の特定の死/ある年の人口)×年数を書いてくれないと、駄目だよ。そうしないと全然反論にならないよ。分かった?文章読解力がないならあまり人を攻撃しないようにしないと危ないよ。人間関係崩すかもしれないよ。
-----------------------------
> 嘘をつくも何も、僕は初めに、「実は読んでからご飯を食べたので少し記憶が薄れている、しかしあの文章果たして再読する価値のあるものなのだろうか?私にはその価値は認められない」と断っているじゃないか。
記憶が薄れていたにしろなんにしろ、貴方は事実とは異なることを書きました。それを世間では「嘘」と言います。
>こういう説明しているけどね、そうなら条約にするまでもなく、自国で勝手にするんじゃないかと僕は言っているじゃないの。引用ね(じゃあ必要のないものならそれぞれ(アメリカとソビエト)が勝手に自由に処分すればいいだけのことであって、条約にする必要はないはず。)
後半部をそのまま返しますね。
だからそのような政治性のある軍備転換は国内外への説明が必要で、そんなことが出来たら軍拡競争になんてなっていないと説明してます。深呼吸してもう一度文章を読み直さないと大変失礼なことになりますよ。
> そんなこと書いてあったけ?違う文脈じゃないの?
最近の東大生は検索機能も知らないんですね。
> ミサイル廃棄にはお金がかかるから、あまり上手くいかないはずだよ。援助金もらってもしないんじゃないのかな。よかったら調べておいて。IMF全廃によるソ連の撤去費用と、補助金について。
それは貴方の主張ですから、自説を補強するための資料は自分で調べてきてくださいね。
ちなみに昨今、リビアが核開発を放棄したわけですが、その対価として経済制裁を解かれ、更には支援を得られそうな状況にあります。
一時的なお金の問題ではなく、長期的な問題なのですよ。そしてソ連はそこまで経済が追い詰められていました。
>アフリカと共産主義の件
私は「少し例を出します」と書いています。きちんと見ましょうね。
抽象的な言葉の解釈で逃げないでください。
アジアはおよそ50の国から成り立っているわけですが、うち10カ国ほどが共産化しただけであのような事態になりました。
アフリカで共産化した国の数もそのくらいなので、
> しかし一方では確かに(地理的問題からか?)共産主義が覆ったが、もう一方のアフリカではなかなか共産主義は広まらなかったのではないか?
というのは明らかに間違いです。広がった国数やその率だけを見ればアジアとアフリカで大差はありません。
> それらの国をひとつひとつ挙げて社会主義時代がいつだったかを書いて、(ある年の特定の死/ある年の人口)×年数を書いてくれないと、駄目だよ。そうしないと全然反論にならないよ。
意味不明ですね。
私が指摘したのは「アフリカで共産主義がはびこっていない」「〃広まっていない」という点についてですが、そこは既に述べたとおりです。
-------------------------
(参考レス。他の人からの具体的数値を示すべき、に対して)
数字で示すのは難しいですよね。とりあえず満たして欲しい数字は、やはり高いレベルになってしまいますが、まあ中国や北朝鮮と違って体制転換が早いですからねえ。アフリカの国は50-60ほどだよね。なので40ぐらいを満たして欲しいなあ。かつ
A=∑(社会主義、共産主義)×年数
B=∑(それ以外)×年数
をした場合、A/Bが1,25ぐらいは超えて欲しいということかな。
言語を数式化すると色々な条件が抜けてしまうと思う。そのため僕が示した以外の条件が色々はいると思うので、比較的簡単な条件を高めに設定させていただきました。
年数は独立してから今までの間で結構です。あとあるかわからないけど、親ソのイスラム系国家とか王国とかは(ないと思うけど、一応定義上ね)、社会主義、共産主義とは認めない。とします。
---------------------
> アフリカの国は50-60ほどだよね。なので40ぐらいを満たして欲しいなあ。
53中40って・・・約8割ですか。
貴方はアジアにある国のうち40カ国も共産化したと思っていたのですね。なるほど、それじゃ「なかなか」広まらないと考えるわけだ。
主張をする前に最低限の事実は確認してくださいね。
--------------------
ああ、僕が書いている間にいろいろと…。これが今日最後の書き込み。
>カリー
うんうん。『記憶が薄れていたにしろなんにしろ、貴方は事実とは異なることを書きました。それを世間では「嘘」と言います。』
そうだけど、けどね、そうだと思っても、簡単に嘘といっては駄目なんだよ。相手はね(つまりは僕のことなんだが)勘違いしていてね、そのとき嘘とか言うと駄目なの。それは君が不登校でなければ分かることだと思うんだけどね、それはわかる?
『だからそのような政治性のある軍備転換は国内外への説明が必要で、そんなことが出来たら軍拡競争になんてなっていないと説明してます。』
それなら、適当にIMFは役にたたねーから縮小しますって言えばいいじゃないの?そのあたりが理解できない。
『最近の東大生は検索機能も知らないんですね。』
そうそう知らないの。昔教えてもらったんだけど忘れちゃってね。よかったら今度誰か教えてね。
『それは貴方の主張ですから、自説を補強するための資料は自分で調べてきてくださいね。』
けどあなたが書き込むまでは私の記憶では全然反論がなかったのでそれでもやはりあなたのお仕事ですよね。自分にお仕事投げかけられたからといって嫌がらないで下さいよ。
『は「少し例を出します」と書いています。きちんと見ましょうね。』
だから例を出すだけでは駄目なんです。それをあるていど数値化してくれないと駄目ですよ。
『アジアはおよそ50の国から成り立っているわけですが、うち10カ国ほどが共産化しただけであのような事態になりました。
アフリカで共産化した国の数もそのくらいなので、』
私はね、とりあえずソビエトもアジアに含めるが(実際含めるべきかどうか忘れた)、あのような強国と中国という大きな国がアジアにあるわけですから、単純に国の数だけで比べられても、という感じがするんですよ。なので調べておいて下さい。
『意味不明ですね。』
いやあなたが嘘つきだとか、事実誤認が甚だしいと言うぐらいですから、そこまで強く言うならばきちっとデータぐらい出しなさいって言うことですよ。あなたはそれほどまでに強い言葉を使って否定したわけですから、それぐらいしていただかないと。
-------------------------
> それは君が不登校でなければ分かることだと思うんだけどね、それはわかる?
そんな風に断言するならばきちっと証明してみなさいって言うことですよ。あなたはそれほどまでに強い言葉を使って決め付けたわけですから、それぐらいしていただかないと。
というわけで私が不登校だという証明お願いしますねw
> それなら、適当にIMFは役にたたねーから縮小しますって言えばいいじゃないの?そのあたりが理解できない。
国の面子ってものがあるわけで。軍人からの反発ってものがあるわけで。
> けどあなたが書き込むまでは私の記憶では全然反論がなかったのでそれでもやはりあなたのお仕事ですよね。自分にお仕事投げかけられたからといって嫌がらないで下さいよ。
貴方が訴えてくるまで私のことを訴える人は居なかった。だから私が無罪である資料はそっちが出せ。
裁判でこう言ったら勇者になれると思います。
> 私はね、とりあえずソビエトもアジアに含めるが(実際含めるべきかどうか忘れた)、あのような強国と中国という大きな国がアジアにあるわけですから、単純に国の数だけで比べられても、という感じがするんですよ。
ちょっと待ってください。
アジアは強国の影響で共産化したと考えているんですよね? 「しかし一方では確かに(地理的問題からか?)共産主義が覆ったが」という文もありますし。
つまり、アジアは共産化しやすい環境にあると。
それでもアジアとアフリカで共産化した国の数はほぼ同じ、アフリカのほうが多いくらい。
・・・共産化しやすい環境にあるアジアのほうがアフリカより少ないというのは、アフリカで共産主義が凄く広まっていることになるだけでは?
------------------
なんかやけに人数に拘っている人がいるので。
とりあえずある程度判明しているのは、
ソマリア内戦で死者30万~50万。難民100万以上。
アンゴラ内戦で死者50万人。難民200万人以上。
他、ソ連が関与した内戦は多数存在しますが、具体的な人数は明らかになっていません。
ちなみにアフリカに出回っている外国製武器のおよそ半数がソ連(ロシア)と中国製です。内戦を煽りまくってるのがお分かりになると思いますが ]]>
平和の砦「ネットでの差別主義者の勘違い」検証
http://liliputian.exblog.jp/690628/
2005-02-14T20:54:13+09:00
2005-02-14T21:03:04+09:00
2005-02-14T20:53:19+09:00
liliputian
ヘンな議論を徹底検証!
平和の砦「ネットでの差別主義者の勘違い」
この主張のヘンさはラスト3段落の所為だと思われます。
それ以前に述べられていることと、ラスト3段落で述べられていることの
論理的つながりが全くありません。
いわば、無関係な二つの文章が 無理やり接続されている感じです。
最上段落とそれ以降も微妙につながりが感じられませんが、
ラスト3段落のとってつけた感よりはましだと思われます。
最上段落とそれ以降はまだ「韓流ブーム」という言葉における
弱いつながりが見受けられます。
ラスト3段落以前で述べられていることがなまじ滑らかな論理展開なので、
ラスト3段落の急展開振りが浮き立ってしまい、残念です。
なので対処としてまず考えられるものは、ラスト3段落と
それ以前の文章を切り離し、
それぞれ別個の話題として述べるというものがあります。
しかしこの著者は、そもそもラスト3段落のために
この記事を書いたことも考えられます。
その場合、この3段落とそれ以前の文章を切り離すことは、
著者の意図を損なうことになるとも考えられます。
なので次の対処法として、ラスト3段落を残したまま
これ以前の文章と自然なつながりをつける方法を模索します。
まず、ラスト3段落とそれ以前の文章の間につながりを見出すためには
この文章全体をどのように解釈したらよいでしょうか?
この問題について、次のような解釈が提示できます。
他国の文化や技術を受け入れ再構築する巧みさに
日本の強みがあるとした上で、
受け入れることと中傷すること(=再構築を阻むこと?)の対比によって
中傷の非生産性を批判することにこの文章の主題があるのならば
―根拠の妥当性などは別にして―繋がった文章として
読むこともできるのではないかと思います。
このような解釈を行うと、中傷とはなにに対して為されたものを指すのか、
という点が問題になってくるでしょう。
文化や技術を受け入れることと中傷は
果たして真逆のものであると云えるのか?
この文章に一貫性を見出せるかどうかは
ここにかかってくるのではないでしょうか。
そもそもこの主張全体のヘンさの原因は、
前の方で「他国の文化や技術を柔軟に受け入れることの
大切さ」について述べ、
ラストでいきなり「他国の文化を中傷することの非生産性」を述べるという、
そのままでは論理的つながりのない二者を、
なんの説明もなくつなげているところに問題があると言えましょう。
この点についてもう少し詳しい説明を行うと、
よりわかりやすい記事になるかと思います。
またこの記事の筆者は、他国の文化を受け入れることの有用性について、
その論拠となるソースを明らかにしているのに対して、
中傷の問題についてはその対象を曖昧なままにしているために漠然とした議論になっています。
この点もラスト3段落のヘンさを加速させる、この議論のアンフェアな点と言えるでしょう。
ラスト3段落以前の部分では、比較的身元の明らかな発言を
具体的に引用して論旨を展開しているのに対し、
ラスト3段落でいきなり
「必死にネットで隣国を中傷し、愛国者を気取っている人達」
などと、どこの馬の骨とも分からない人たちを俎上に上げ
彼らがどこでどのような中傷を行ったのか明らかにしないまま
批判を行っているため、
そのような「愛国者を気取っている人達」について知識のない読み手には
わかりづらくなっています。
せめてその批判の対象の具体例をあげ、
どう「必死にネットで隣国を中傷」しているのか
具体的な指摘を行ってくれると、
もっと分かりやすくなるのではないでしょうか。
]]>
はじめに
http://liliputian.exblog.jp/687723/
2005-02-14T16:53:40+09:00
2006-03-26T11:41:24+09:00
2005-02-14T16:52:19+09:00
liliputian
このブログについて
mixiの「論証連盟」コミュと連携しております。
管理人は松城(ギロン)です。(ID:liliputian)
ギロン→ギロナー→ギロニストです。(何
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aliliput@hotmail.com
までお願いいたします。]]>
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